かみのけ座銀河団2013/04/22

かみのけ座銀河団
2013年4月13日 23時57分頃〜
茨城県笠間市

PENTAX100EDUF+L41+SC-48絞り Nikon D40
センサー赤道儀ノータッチガイド 42秒×43枚合成
中央部トリミング50%縮小

4月の地味写真その1。

かみのけ座銀河団。

100EDUFの焦点距離ではちょっと不足。
写真中央部のはっきりしない点状のもののほとんどが3億光年先のかみのけ座銀河団に属しています。かみのけ座銀河団の研究は宇宙の大規模構造を探るきっかけとなりました。

この位より遠方の銀河団になると、部分的に写野の中の星数より銀河の数の方が多いという状態で写ります。

Needle Galaxy NGC45652013/04/22

Needle Galaxy NGC4565
2013年4月14日 1時03分頃〜
茨城県笠間市

PENTAX100EDUF+L41+SC-48絞り Nikon D40
センサー赤道儀ノータッチガイド 42秒×43枚合成
中央部トリミング50%縮小

「銀河を真横から見たらどうみえる ?」

と聞かれて思いつく形はおそらくこのNGC4565の形でしょう。
見た目も大きいですが、実際の直径もかなり大い銀河です。

M106棒渦巻銀河2013/03/24

M106棒渦巻銀河と遠方銀河。
2013年3月16日 22時15分頃〜
茨城県笠間市

PENTAX100EDUF+L41+SC-48絞り Nikon D40
センサー赤道儀ノータッチガイド 42秒×60枚合成
中央部トリミング50%縮小

M106棒渦巻銀河。NGC2903同様にSBbc棒渦巻銀河で銀河系と同じタイプ。銀河系から近い2300万光年にあるため大きく見えています。

M106周辺に幾つか中くらいの大きさの銀河が写っていますが、距離により幾つかのグループに分けられます。

M106の左上すぐにある銀河 NGC4248 はM106とほぼ同じ距離にある銀河。

右下の紡錘形のNGC4346は5000万光年弱。

左上と右上の紡錘形の NGC4220 NGC4217 は6000万光年程度の距離。

さらにNGC4248から上に点状に二つ並んで NGC4231 NGC4232が写っているが、これらは3億光年程度の距離があります。

それぞれが群をなしているのかもしれないですね。

M97ふくろう星雲とM108渦巻銀河 mini-mini版2013/03/24

M97ふくろう星雲とM108渦巻銀河 miniBORG50版
2013年3月17日 0時15分頃〜
茨城県笠間市

miniBORG50+7885レデューサー+L41+SC-48絞り
miniEQ赤道儀ノータッチガイド 30秒×39枚合成
トリミングなし33%縮小

同じくM97ふくろう星雲とM108渦巻銀河。
中心部にM97 M106が写っています。
左上輝星がおおぐま座ベータ星 Merak です。

右下にはNGC3631が確認出来ます。

M97ふくろう星雲とM108渦巻銀河2013/03/24

M97ふくろう星雲とM108渦巻銀河
2013年3月16日 21時00分頃〜
茨城県笠間市

PENTAX100EDUF+L41+SC-48絞り NikonD40
センサー赤道儀ノータッチガイド 42秒×73枚合成
中央部トリミング50%縮小

先週撮って未処理だった分。
惑星状星雲と系外銀河が同一写野内におさまります。

D40はノーマルのままなのでM97の赤色部分は写っていません。
SC-48絞りを使用しているがM97の様子から青色の光もとらえられており、なおかつ青ハロも抑えられているのがわかります。

M97は2000光年程度、M108は3500万光年とその距離は1万倍以上の開きがあります。
さらにはNGC3594など幾つか背景銀河は数億光年彼方です。