背景光除去自動化アルゴリズム2013/05/12

光害の状況は年々酷くなっています。 現在は少なくとも 東京から100km以上離れないと なかなか撮影に耐えうる空は 現れません。 撮影対象の出る空の方向によって 観測場所を変えるなど 工夫はしますが、 やはり何らかの影響は現れます。 フィルム時代は印画紙の焼きこみや覆い焼きで調整する位しか 対処法はなかったのですが、デジタルカメラが普及し 光害除去も数値演算が利用可能になりました。 この文書は、当方が2013年に作成した 背景光を 自動除去プログラム作成にあたって検討した事項と 効果について記述したものです。

本アルゴリズムは元画像をガウシアンぼかしをかけ 背景光相当を作成しますが、 ガウシアンぼかし適用前の 原画像に修正を施し擬似背景光の質をあげ 背景光を除去するまでを 完全自動化可能としています。